訪問見積もりなしで引越しの見積もりをしてもらうのは可能?デメリットはある?
訪問見積もりなしで引越しの見積もりをしてもらうのは可能?デメリットは?
この記事を読むための時間:3分
引越しをする際には引っ越し業者に連絡して訪問見積もりをしてもらうのが一般的ですが、中には訪問見積もりを嫌がる人もいるでしょう。「部屋の中を見られたくない」「他人を部屋に上げるのが嫌だ」などのような理由で訪問見積もりをせずに引越したいケースもあります。
それでは、引越しの際に訪問見積もりをしないで見積もってもらうことはできるのか、どんなデメリットがあるのかをご説明しましょう。
引越しの際に訪問見積もりをせずに見積もってもらうことができるの?
結論から言えば、訪問見積もりをせずに見積もってもらうことは十分に可能です。基本的には正確な荷物の量を確かめて見積もり金額を算出するものですが、電話やメール、インターネット上で見積もってもらうことができます。
ただし、訪問見積もりをしない場合だと様々なデメリットが発生することになる可能性があるでしょう。
訪問見積もりをしないことによるデメリット
中にはどうしても訪問見積もりをしたくない人がいますが、訪問見積もりをしない場合のデメリットを知る必要性があります。引越しする時に大きく影響することなので、とても無視できるものではありません。
それでは、訪問見積もりをしないことによるデメリットをご説明しましょう。
訪問見積もりをしない場合、見積もり金額が高くなる可能性が高い
本来は訪問見積もりを行うことによって正確な荷物の量を把握し、それに合わせたトラックを配備して適した人数のスタッフを動員させます。しかし、訪問見積もりをしない場合、電話やメール、インターネット上では営業マンの目で正確な荷物の量を把握することができません。
依頼主はできる限り正確な荷物の量を伝えたつもりでも、引越し業者からすれば万が一ということも十分に考えられるでしょう。このことから、引越し業者は万が一に備えて通常よりも大きいトラックを配備するため、予想以上に荷物が多くなったとしても全て運べるように準備しなければなりません。
訪問見積もりをしない場合は、通常よりも引越し費用が高くなると思った方が良いでしょう。
伝え忘れていた荷物がある場合は、追加料金がかかる
訪問見積もりをせず、電話やメール、インターネット上で見積もりをする場合、後で伝え忘れていた荷物があることに気づくこともあるでしょう。しかし、引越し当日になって別の荷物を追加で運んでもらうと、追加料金が発生することがほとんどです。
こうした荷物のトラブルは頻繁に起こっており、追加料金を支払えば運んでくれる場合はまだ良いでしょう。中にはトラックに運び入れる荷物の制限があることで、別の方法で荷物を運ばなければならないことになる場合もあります。
最悪の場合、退去する日になっても荷物が運べない可能性があるので、荷物の伝え忘れは絶対にないようにするのが得策です。
引越し業者が限定される
訪問見積もりをしない場合は電話やメール、インターネット上で見積もりを行うことになります。しかし、一部の引越し業者は訪問見積もりしか対応しておらず、電話やメール、インターネット上での見積もりを断っていることがあるのです。
そうなると電話やメール、インターネット上での見積もりに対応している引越し業者にしか引越しを依頼できないということになるでしょう。特に大手の引越し業者は訪問見積もり以外の見積もりを断っている可能性が高いので、引越し業者を探す時は注意が必要です。
引越しがスムーズにできない可能性がある
訪問見積もりを行うことで正確な荷物の量を把握することができるだけでなく、同時に周辺環境や家の間取りなどもチェックします。そうすることで当日の引越しをスムーズに行うことができますが、訪問見積もりをしないということはそれらができなくなってしまいます。
電話やメール、インターネット上だけでは正確な荷物の量を把握しにくくなるのはもちろん、家の間取りも周辺状況も分かりません。そんな状態では当日の引越しをスムーズに行うことができないので、引越しする時は想定以上の時間がかかる可能性があるでしょう。
まとめ
何らかの理由で訪問見積もりをしたくあにという人は、様々なデメリットがあることに注意しましょう。訪問見積もりのメリットがない中で引越しなければならないため、通常よりも損をしてしまう可能性があります。
電話やメール、インターネット上で見積もりを依頼する場合は、なるべく追加の荷物がない状態で正確な荷物を伝えるのがおすすめです。