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猫が引っ越しする際の注意点とは?ストレスを減らすには?

かわいい 猫 昼寝

猫が引っ越しする際の注意点とは?ストレスを減らすには?

この記事を読むための時間:3分

猫を飼っている人は、引っ越しする際に新居に猫を連れていかなければなりません。愛猫と新居で新たな生活を始めるにあたって、様々な楽しみが待っていることでしょう。しかし、問題なのは愛猫が引っ越しの際にストレスを感じやすく、新居に慣れるまで時間がかかるということです。

 

猫は自分のテリトリーを非常に大切にする動物なので、環境がガラリと変わったことで大きなストレスに繋がってしまいます。引っ越しは飼い主にとっても大変なことですが、猫にとっても飼い主と同等かそれ以上に大変な思いをすることになります。

 

それでは、猫と一緒に引っ越しする際に気を付けておきたい注意点は何か、猫が新居に慣れるコツやストレス解消法などをご説明しましょう。

猫と一緒に引っ越しする際の注意点とは?

猫と一緒に引っ越しする際には、自分のことより猫を最大限に気遣うことが大切です。猫は何より自分のテリトリーを重要視する動物であり、様々な環境の変化に敏感です。猫の気持ちもお構いなしに引っ越しをどんどん進めてしまうと、多大なストレスを与える恐れがあるでしょう。

 

それでは、猫と一緒に引っ越しをする際には、どんな注意点があるのでしょうか。

できる限り早めに引越しの準備を始めよう

猫は飼い主の様子に呼応する動物なので、引越しする日が近づいて慌ててしまうようだと猫も慌ててしまいます。当然引っ越しする日が近づいてきたり、引っ越しした後も飼い主がピリピリした様子だと猫もそれを感じ取って不安な気持ちになってしまいます。

 

猫に余計な不安感を与えないためにも、引越しする1ヶ月前や数週間前などから準備を始めましょう。飼い主がゆったりとした気分で引越しの準備を進めるだけで、猫も安心した様子で過ごせます。

猫が気に入っている家具やグッズを捨てるのはダメ!

引っ越しを機に必要ない家具を処分したり、古くてボロボロになった猫のグッズを捨てることを考えている人もいますが、猫にとってはとんでもないことです。猫にとっては慣れ親しんだ家具や猫グッズがあるからこそ自分のテリトリーだと認識します。

 

慣れ親しんだ家具や猫グッズがあると猫は安心し、新しい環境の変化に慣れやすくなるので、ボロボロだからこそ捨てずにとっておきましょう。

転居先の動物病院を把握しておこう

引っ越してもかかりつけの動物病院が近くにあるなら問題ありませんが、もし遠方になるなら転居先の動物病院がどこにあるのかを事前に把握しておきましょう。引っ越しする前に今まで通っていた動物病院に挨拶すると共に、予防接種や病歴などの記録をもらっておくと、転居先の動物病院を訪れる際に役立ちます。

 

なお、まだ転居先の動物病院を見つけていない場合、かかりつけの動物病院で転居先にあるおすすめの動物病院を紹介してくれることもあります。猫は急な環境の変化についていけず、体調を崩す可能性があるので早めに転居先の動物病院を見つけておきましょう。

長距離の移動が予想されるなら、事前に獣医や旅行会社に相談しよう

猫にとって慣れない環境の変化は大きなストレスを感じますし、移動時の騒音や振動を感じることで大きなストレスも感じてしまいます。特に長距離の移動ともなればキャリーバッグなどにやむなく入れて移動することになるので、相当なストレスと共に不安を感じるでしょう。

 

もし長距離の移動が予想されるなら、事前に獣医や旅行会社に相談しましょう。獣医には猫の健康上の問題について相談し、旅行会社には法律上の問題を相談することで、その都度対処できます。

 

また、突然キャリーバッグに入れられる猫のストレスを軽減させるためにも、早めにキャリーバッグに慣れさせる必要性があります。徐々に慣れさせることで移動する際のストレスを軽減させることができるので、キャリーバッグに慣れてきたら短い距離の移動を繰り返すのがコツです。

引っ越しの際に猫のストレスを減らすにはどうすればいい?

突然の環境の変化についていけず、どうしても猫はストレスを感じるものです。そのストレスをできる限り減らしてあげることも、飼い主の大事な役目です。

 

それでは、ストレスを減らす方法をご説明しましょう。

猫の砂は絶対に捨てないように!

トイレの砂など、引っ越しを機に処分してしまう飼い主が少なからずいますが、その行動は絶対にしてはいけません。猫は自分の匂いがついているものがあると自分のテリトリーが確保されていると感じて安心するので、猫の砂は絶対に捨てないでください。

 

新居に着いた時もすぐに落ち着ける場所を作るために、すぐに猫の砂を取り出せるようにしておきましょう。猫の砂があるのとないのとではストレスの減り方がまるで違います。

移動はキャリーバッグなどの狭い場所に入れてから

猫は元々狭い場所を好むので、キャリーバッグなどはうってつけの移動手段になります。そのままだと猫も不安になってしまうので、一緒にお気に入りの毛布やおもちゃなどを入れておくと安心するでしょう。

 

万が一のために、トイレシートも忘れずに敷いておきましょう。

新居に着いたら、猫が落ち着ける場所を確保する

新居に着いたら真っ先に行うのは荷解きではなく、猫が落ち着ける場所を確保することです。猫は慣れない環境に連れてこられたことで、引きこもりがちになります。

 

押し入れやクローゼットなど少し暗めのところにキャリーバッグやゲージごと置き、自由に出入りできるように入り口を開けておきます。そしてその近くに今まで使っていた食器にエサや水、持ってきた猫の砂を入れたトイレを近くに置いておきましょう。

まとめ

引っ越しは飼い主だけでなく、猫にとっても一大イベントになります。もちろん不安やストレスを感じやすく、それが健康状態を脅かすことにも繋がるので油断しないようにしましょう。

 

引っ越しの際には自分よりも猫の状態を最優先に考えて行動することが、何よりも重要です。

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