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いや~な蜘蛛の巣を発見!効果的な害虫駆除の方法と予防策を解説

クモのいないクモの巣

いつの間にか蜘蛛の巣が!害虫駆除はどうやる?二度と張らせない対策とは?

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普段はあまり掃除をしない天井付近やアルミサッシの隅、物干し竿や物置きなど。いつの間にか蜘蛛の巣が張っていた!という経験はありませんか?一時的に蜘蛛の巣を取り払っても、気が付けばまた同じ状態に。直接的な被害はあまりないけれど、見かけがグロテスクなので気持ち悪いですよね。ここでは、蜘蛛や蜘蛛の巣の駆除についてわかりやすく解説します。

ほとんどの蜘蛛は無害…しかしセアカゴケグモには注意を!

家の中で見かけるほとんどの蜘蛛は毒を持っていないため、人間に害を及ぼすことはありません。グロテスクな見た目が平気なら、駆除する必要はないのです。しかし1995年に国内で発見され、物流などにより分布域が全国各地に拡大した特定外来生物「セアカゴケグモ」は毒性が強いため、国や自治体が注意を呼び掛けています。体長(足の長さを除く)0.3cm~1cmほどの小さな蜘蛛で、ぷっくりと丸く黒っぽい背中に特長的な赤い模様があります。見かけても、絶対に触らないようにしましょう。

蜘蛛と蜘蛛の巣を駆除する

蜘蛛は薬剤が苦手なので、害虫駆除用の殺虫スプレーで駆除が可能です。蜘蛛の巣はほうきなどで取り除くことができますが、ほうきに蜘蛛の巣が絡まるのを避けるために排水口用ネットやストッキングなどを被せてから除去すると良いでしょう。

蜘蛛がいるのはエサとなる害虫がいる証拠

昔からの言い伝えで「蜘蛛は家の守り神」と言われるように、私たちが嫌いな害虫を駆除してくれる強い味方です。ダニやハエ、ゴキブリまでをも駆除する種類がおり、人間に利益をもたらしてくれる「益虫」なのです。しかし逆に考えると、蜘蛛がいるということは、エサとなる害虫がいるということ。家の中で害虫を食べながら生きているのです。蜘蛛を駆除する前に、害虫を駆除する必要があるのかもしれません。

小まめな掃除と害虫駆除で、蜘蛛が近寄らないようにする

完全に駆除できなくても、ある程度、蜘蛛や蜘蛛の巣と遭遇する頻度を減らすことはできます。家の中に、ダニやゴキブリなどの害虫が多ければ多いほど、そうした害虫をエサとする蜘蛛が出現するのです。そのため小まめに掃除を行い、エサとなる害虫を寄せ付けないようにすれば、蜘蛛も自ずと姿を現さなくなるでしょう。

蜘蛛の卵嚢(らんのう)を見つけたら速やかに除去する

たくさんのものが散り散りになって逃げていくことを意味する「蜘蛛の子を散らす」という慣用句がありますが、その蜘蛛の子が入っているのが卵嚢です。蜘蛛はたくさんの卵をひとかたまりに産んで糸を巻き付け、白っぽい繭のような袋状のもので包みます。その中で蜘蛛が孵化して成長し、やがてその中から数十匹~数千匹という気の遠くなるような数の蜘蛛が出てくることになるのです。そんなことになる前に、卵嚢を刺激しないようピンセットなどでつまんでビニール袋へ入れ、しっかりと口を縛って踏みつぶしましょう。

自分で駆除しきれない場合はプロの手を借りる

蜘蛛を完全に駆除するには、蜘蛛のエサとなる害虫を駆除する必要があります。家の中で発生する害虫の種類は様々ですので、台所や浴室、トイレなどの水回りはもちろん、観葉植物やカーペット、エアコンなど、家じゅうの至る所に害虫が潜んでいる可能性も。しかし、それらすべての害虫を駆除しても、再び発生しないように対策を施さないと、また同じことの繰り返しです。しっかりと駆除できる自信がない、自分で対策までやるのは難しいかも…と思う方は、一度、専門業者に依頼してみることをおすすめします。手の届かない場所や想像もしていなかった場所が、実は害虫だらけだった!ということもあるのです。

 

 

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