虫が苦手な人は必須！害虫駆除は入居前に徹底的にやっておこう

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新居への引っ越しはワクワクするものですが、タワーマンションなどの高層階でない限り、どのような場所でも害虫が発生する可能性は高いと言えます。できれば、引っ越しの荷物を運び入れる前に、隅々までしっかりと駆除をしておきたいもの。ここでは入居前の害虫駆除について、自分でやる場合と業者に依頼する方法をご紹介します。

クリーニング済みの物件でも害虫がいる可能性あり

クリーニング済みの物件であっても、実は害虫がいることがあります。どのような理由・経路で害虫が発生・侵入してくるのかを知ると、対策がしやすくなるかもしれません。

同じ建物内に汚部屋があったり、近所に飲食店がある

同じマンションの1階や近所に飲食店がある場合、かなり高い確率でゴキブリなどの害虫が出る可能性があります。飲食店の厨房には、常にエサとなる残飯があるためです。また、同じ建物内に汚部屋がある場合も、掃除をしないためダニやゴキブリのいると考えられます。

ご近所さんが燻煙剤で害虫駆除を行った

同じ建物内の近所の方が、燻煙剤で害虫駆除を行った場合、逃げてきた害虫が通気口などから部屋に入ることがあります。

エアコンの排水ホースや通気口から侵入することも

玄関や窓など普段から開け閉めをする場所はもちろんですが、予期せぬ場所にも害虫の侵入経路があります。代表的なのがエアコンの室外機のホースや通気口。基本的に少しでも隙間があると害虫が侵入する可能性があると考えて良いでしょう。

気になる人は自分で駆除！おすすめの方法は？

くん煙剤で室内にいる可能性のある害虫を駆除

室内に間違いなく害虫がいるけれど、その種類や数は想像できない…そんな時は、くん煙剤で室内すべての害虫を退治してしまいましょう。くん煙剤は室内のどこかに潜むまだ出会っていない害虫にも効果を発揮します。戸建てにおすすめの噴射力の強力な煙タイプや、水を入れると始まる煙が少ない水タイプ、集合住宅でも使えるノンスモーク霧タイプなどがあり、部屋の大きさによって容量が違います。事前にベッドの寝具や衣類、精密機器に殺虫成分が付着しないようビニールなどで覆い、ペットや観葉植物もあらかじめ部屋から出しておく必要がありますが、入居前なら気軽にできるでしょう。ただし、火災報知器やガス警報器が反応してしまうことがあるので、使用上の注意をよく読んで使用しましょう。

害虫が室内に入りそうな隙間などに対策を施す

キッチンや浴室の排水溝や通気口は害虫の侵入経路となるので、目の細かいフィルターなどを使って塞ぎます。エアコンの排水ホース（ドレンホース）は、地面に直接害虫が侵入する可能性が高いため、市販のドレンキャップを。害虫はどんな隙間からも侵入します。家じゅうを点検して、入ってきそうな隙間はすべて対策をしましょう。

毒エサを配置しておく

毒エサのメリットは、毒を食べた害虫がほぼ確実に死ぬことです。ゴキブリなどの害虫のいそうな場所にあらかじめ置いて、待ち伏せるような形になります。置き場所を間違えると、違う場所で害虫にバッタリということもありそうですが、とりあえず確実に駆除する方法としては効果的です。

徹底的に駆除したい場合は専門業者に依頼する

自分では手に負えない、終わりが見えない…など、市販品を使用しての害虫対策に限界を感じたら、プロの手を借りるのがおすすめです。専門的な知識のもと、プロだからこその確かな技術によってしっかりと駆除をしてもらえます。業者によっては、定期的な駆除を提案されることもありますが、まずは入居前の駆除ということと部屋の広さなどを伝えて見積もりを取るところから始めましょう。